開運メイク®・大野裕美子 | 特別対談Vol.2:医療法人社団 ヘルメス会 理事長 J戸越銀座クリニック院長  小林城治 先生
開運メイク®は、 フェイスリーディング法を基に、与えられたお顔に感謝することから始まり、毎日のメイクアップを【自分の心と向き合い整えるための聖なる儀式】と意味付け、【心穏やかで円熟された美しさ】を引き出すために考案されたメイク方法です。
開運メイク
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特別対談Vol.2:医療法人社団 ヘルメス会 理事長 J戸越銀座クリニック院長  小林城治 先生

特別対談Vol.2:医療法人社団 ヘルメス会 理事長 J戸越銀座クリニック院長  小林城治 先生

女性にとっての漢方治療
メイクをすると心が元気になる・・・大野裕美子の実体験について小林先生が医学的な見地で分析してくださいました。

大野:
小林先生のクリニックでは、漢方治療にチカラをいれていると伺いましたが、ライフステージ(人生の舞台)によって違う、女性の心とカラダに漢方はどのように効果をもたらすのでしょうか?
小林先生:
デリケートな女性の心とカラダには、漢方がよく効く印象がありますね。
10、20代の女性は生理不順や生理前のPMSで来院される方も多いのですが、血液の流れが悪くなり滞る、瘀血(おけつ)という症状が原因になっていることが多いです。
有名な言葉で、虚証の瘀血(おけつ)を血虚といいます。
血虚とは、血液が虚していること、つまり、血液の流れが悪いですから、顔色も青白くなるんです。
症状としては、立ちくらみ、めまい、動悸、倦怠感などがあり、肌荒れとか爪が割れるとか、髪の毛が抜けたりします。
西洋医学的には『起立性調節障害』と診断しますが、東洋医学的には『血虚』といいます。
こういう症状があると、学校や職場に行きたくなくなり、気持ちも落ち込みがちになります。
大野:
そうですね。
生理の前後は、心もカラダも不安定で、プチうつのような感じの方が多いですよね。
小林先生:
こういう時には、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、あるいは加味逍遥散(かみしょうようさん)を服用すると、瘀血(おけつ)が改善されることが多いです。
もうちょっと症状が強い場合は、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)。
この3つが女性の3大生薬とも呼ばれています。
大野:
女性にとって、血が滞ることは大敵なんですね。
小林先生:
今は、女性も男性も子供さんたちも、冷えからくる血行障害があることが多いですね。
症状として、腹痛とか頭痛がありますから、どうしても引きこもりがちになったり、学校や会社に行きたくなくなることが多いです。
そういう時は、色々な漢方薬を考えながらその人に合った漢方を使うとお腹の痛みがとれることがあります。
そして、お腹の痛みがとれると、頭痛が治ってくる。
不思議ですね!!!
ということは、カラダは全部繋がっているってことなんですね。
この場合は、お腹の症状と脳神経の症状はつながっているということですね。
大野:
お腹の症状と脳神経の症状が繋がっているとはびっくりです。
症状が良くなると、女性であればメイクをして外にお出かけしたくなったり、少し前向きになれますよね。
小林先生:
そうですね。
カラダが楽になると、少し前向きになり、勢いでちょっと外に出れるようになるんです。
体調を調えることや、お化粧をすることから心の方を引っ張って改善に向かうこともできるんですね。

 

【プロフィール】

医療法人社団 ヘルメス会 理事長

J戸越銀座クリニック院長

小林城治 先生

略歴
群馬大学教育学部(ユング心理学)卒
富山大学医学部(旧富山医科薬科大学)卒
聖マリアンナ医科大学 神経精神科入局
上尾の森診療所 桶川分院院長
平成20年 9月 J戸越銀座クリニック開設
平成23年 8月 医療法人社団ヘルメス会設立
現在
医療法人社団ヘルメス会理事長・J戸越銀座クリニック院長
所属学会
日本精神神経学会
東京精神学会
日本東洋医学会
日本不安障害学会
日本デイケア学会
日本スポーツ精神医学会